― 内勤でしんどいときにできること ―
内勤の職場で人間関係が壊れると、本当にツラいですよね。
外勤なら外に出て気分をリセットすることもできるけど、内勤は同じ空間にずっといないといけないから逃げ場がない。
この息苦しさ、経験した人にしかわからないと思います。
今回は、そんな壊れた人間関係とどう向き合うか、「自分の心を守る」視点から考えてみたいと思います。
挨拶を無視されるって、じわじわ効く
関係がこじれると、まず最初に起きるのが「挨拶スルー」
こっちが「おはようございます!」って言っても、ガン無視。
これ、地味にキツいです。
朝イチからそんな空気だと、一日中モヤモヤが続くし、内勤はコミュニケーションが命だから、業務で話しかける必要があっても、めっちゃハードルが高くなります。
挨拶をしないって、無言の「あなたのことが嫌いです」アピール。
実は、ものすごく強い攻撃だったりします。
それでも挨拶だけは続けよう
無視され続けると、「もういいや、こっちも無視しようかな」って思いますよね。
でも、そんなときこそ、挨拶だけは続けることがすごく大事です。
● 自分のために、礼儀を守る
挨拶って、相手のためじゃなく、自分のためにするもの。
「自分はちゃんとやるべきことをやった」っていう、小さな自信が心の支えになります。
● いつか状況が変わるかもしれないから
今はギクシャクしてても、時間が経てばふとしたきっかけで変わることも。そのときに、「この人はずっと普通に接してくれてたな」って思ってもらえたらラッキーです。
● トラブルを増やさないため
挨拶をやめたら、「あの人、感じ悪いよね」って言われかねない。
理不尽だけど、職場ってそういう場所でもあります。
自分を守るためにも、表面だけはきっちりしておいたほうが安全です。
それでもしんどいならどうする?
頑張っても頑張っても、心がつぶれそうになることもあります。
そんなときは、無理せず「自分を守る選択」をしましょう。
● 心の中で距離を取る
挨拶はする。でも、心は近づけない。
「あの人は今、色々大変なんだろうな〜」くらいに思って、あまり深く考えないようにします。
● 業務だけに集中する
無理に仲良くしようとしない。
あくまで「仕事仲間」と割り切って、必要なことだけ話す。
これだけで、だいぶラクになります。
● 他のつながりを大事にする
職場の人間関係に全部を賭けない。
家族、友達、趣味の仲間――
「ここに戻れば大丈夫」という場所を持っておくと、心が軽くなります。
本当に無理だと思ったら?
どうしてももう耐えられない。
そんなときは、ちゃんと動いてOKです。
● 上司や人事に相談する
信頼できる人に話してみましょう。
場合によっては、部署異動や席替えを提案してもらえるかもしれません。
● 手紙で気持ちを伝えてみる
直接話すのが怖い、でもこのままでは限界――。
そんなときは、手紙にして自分の気持ちを伝える方法もあります。
- なぜ今の状況がつらいのか
- 自分は敵意を持っていないこと
- これからも仕事上は協力したいと思っていること
こうした内容を、感情的にならず、静かな言葉で書きます。
手紙は読む側も自分のペースで受け取れるので、直接話すよりも、相手に「傷ついていること」を伝えやすい手段です。
もちろん、相手がすぐに態度を変えてくれるとは限りません。
それでも、自分の気持ちを言葉にして整理し、表現することには大きな意味があります。
「私はきちんと伝える努力をした」という事実が、自分を後悔から守ってくれます。
人間関係にすべてを賭けない
最後に、大切なこと。
職場の人間関係がうまくいかなくても、あなたの価値は何も変わりません。
みんなと仲良くする必要なんてないし、うまくいかない人がいても、それはあなたのせいじゃない。
仕事は仕事。人生はもっと広い。
疲れたらちゃんと休んで、自分を一番大事にしてあげてくださいね。